トピックス

TOP > トピックス > からだにいいコト
Topics

からだにいいコト

2020.12.14

免疫を高める

コロナに負けない身体づくり

毎日のトップニュースが、今日の新規コロナ感染症患者の数、重症患者数、死亡者数を伝えるようになって、心穏やかでいられなくなってからどのくらい経つでしょうか。まさに感染拡大第3波の真っ只中の日々です。
感染拡大を止める、重症者を増やさないためにマスクと手洗い、3密を避ける、これ以外に私達にできることはあるでしょうか?
東洋医学では病気になる原因は、身体の内にも外にもあると考えられています。しかし、身体の内の「気」や「血」、「水」の量に過不足なく滞りなく流れていれば病邪に負けにくいとされています。生まれつき備わっているエネルギーと日々身体に取り入れているエネルギーを材料に「気」や「血」が生成されます。
西洋医学では感染症に関しては、免疫機能が高いということが病気が重くならないポイントになります。体内に複雑な免疫システムが存在し、(日本でいえば陸・海・空の自衛隊とその連携とでもいいましょうか…)この複雑なシステムの主役となる細胞や物質はたんぱく質を主材料に作られています。
どちらの医学でも健康を保つ重要な要素の1つとして「食べ物」が共通するのです。「からだにいいコト」では、健康に役立つ「食」「運動」「休養」の情報を東洋医学、西洋医学の考え方を絡めて発信していきたいと考えています。

カボチャ

もうすぐ冬至ですね。今年は12月21日月曜日です。
冬至にカボチャを食べると風邪をひかないといわれています。
カボチャの有効成分は
 カロチン:抗がん作用、感染症の予防
 食物繊維:便秘、肥満、高血圧症、糖尿病の予防
 ビタミンC:抗酸化作用、美肌効果、抗がん作用
 ビタミンE:抗酸化作用、老化防止、動脈硬化の予防、血行促進
黄色い果肉からも分かるように代表的な緑黄色野菜であるカボチャには、カロチンが豊富に含まれています。カロチンは、体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜を丈夫にして風邪などの感染症への抵抗力を高めてくれます。

 ビタミンAには、胃の粘膜を守る働きがあるため、胃がんの発生を予防する効果があります。更にカロチンには、がんを引き起こす活性酸素を除去する働きがあることも分かっています。
 加えてカボチャにはビタミンCやEもたっぷり含まれています。ビタミンCは、発がん物質の発生を抑え、ビタミンEは、動脈硬化を予防したり、がんの引き金になる過酸化脂質をできにくくしたりします。
また、ビタミンA、C、Eは、女性には嬉しい美容ビタミンでもあります。肌に潤いを与えるA、シミの生成を防ぐC、血液循環を促して老化を防止するEと美肌効果の三拍子が揃っています。食物繊維も豊富で便秘予防、肥満や高血圧、糖尿病の改善にも有効です。カロリーを気にされる方もいますが、カボチャはサツマイモの70%。たっぷり食べても安心です。
 東洋医学の薬膳では、カボチャは「補気健脾」の食材で気を補い、脾(消化機能)の働きを良くする食材であるとされ、脾の虚弱による疲れ、吐き気、胃・腹部の冷え・痛み、下痢、便秘に良いとされています。
 カボチャの成分について、西洋医学、東洋医学の共通点もあり、「風邪をひかない」といういわれの根拠もありますね。
              

ご予約・お問い合わせ

おわりべ治療院寿命延は、完全予約制になります。
ご予約は、メールまたはお電話にて承っております。

ご予約はこちら

あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・薬膳コーディネーターの資格を持つ、女性治療師が、自然治癒力を底上げするために「あん摩・マッサージ・指圧」「鍼」「お灸」の3つの治療を機能的に組み合わせていきます。肩こり・腰痛・頭痛などでお悩みの方、一度ご相談ください。また、フット・ハンド・全身のオイルマッサージコースもご用意しています。日頃のリフレッシュにご利用ください。

ご予約・お問い合わせ