院長の倉井真理子です。
出身はスキーと温泉で有名な野沢温泉村。山に囲まれた小さな村でありながら、冬は世界中からスキーと温泉を楽しむお客さんで溢れ、「ここは日本なの？」と思ってしまう不思議な所です。（現在、コロナ打撃に負けず頑張っています。是非、泊まりにいらして下さい！）

なんとなく‥足を踏み入れた世界でしたが、この世界の奥深さに魅了され、この資格を取得するための養成学校の教員資格を取るために更に2年間学生生活を送りました。教員資格を取った後も東京に残ってもっと治療技術を勉強したい！カリスマ治療師になりたい！などとゴネてみたものの、良き就職のご縁を頂き23歳で長野に帰ってきました。そして29年間の盲学校での教員生活では、実に様々のことを学ぶ機会を頂きました。特に生徒の臨床実習の指導を通して患者様の治療と関わる中で、様々な症状や生活への支障､お身体についての悩みや不安をお持ちの方々に、少しでもお役に立ちたいという気持ちを強く持つようになりました。また、年老いた両親に介護が必要になってきたこともあり、思い切って長年お世話になった職場を退職し治療院を開くことにしました。

治療院を開くにあたり、特に若い世代の方々から、「鍼灸マッサージの治療院って､情報があまり無くて入りにくい雰囲気」とか、「エステやリラクゼーションと違って、病気がなければ行っちゃいけない感じ」「なんとなく敷居が高い」というお話をうかがいました。東洋医学では「心身一如」といって、心と身体は車の両輪という考え方をしますので、人間関係で心が疲れたり、仕事のし過ぎで肩が凝ったり、お互いが影響し合って何となく調子が悪い…そんな時に治療院に気軽に足を運んで頂きたい､そんな思いもあって、明るく､雰囲気が良く､リラックスできる空間にこだわって、この度、鍼灸マッサージ治療院「おわりべ治療院 寿命延（じょんのび）」を開業することとなりました。